Loading ...
Loading ...
Loading ...
キーの微調整
グリーンバックの大部分を切り抜き、フォアグラウンドのエレメントを残した高品質のクロマサンプルが
できたら「キー調整」コントロールを使い、キーを微調整します。ATEM Television Studio HD8では、
右 矢 印 ボ タ ン を 押 し て「 ク ロ マ 調 整 」メ ニ ュ ー へ 進 み ま す 。
フォアグラウンド
「フォアグラウンド」スライダーまたはコントロールノブを使って、フォアグラウンドマスクの不透明度を
調 整します。これにより、バックグラウンドに対 するフォアグラウンドの強さが決まります。スライダーを
上げると、フォアグラウンドイメージの細かい透明なエリアを埋めることができます。このスライダーを
動かして、フォアグラウンドがしっかりと見えるようになったらすぐに止めるという方 法を推 奨します。
バックグラウンド
「バックグラウンド」スライダーおよびコントロールノブは、キーを抜いたエリアの不透明度を調整しま
す。このスライダーを使 用して、イメージ 内の取り除きたいエリアに残ってしまったフォアグラウンドの細
かいアーチファクトを埋めることができます。キーを抜いたエリアが一貫して不透明になるまでこのス
ライダー を 動 かすという方 法 を推 奨します。
キーエッジ
「キ ーエッジ」スライダーおよびコントロールノブは 、キ ーを抜いたエリアのエッジを内 側 /外 側 に動 かし
ます。フォアグラウンドの隅に残ったバックグラウンドのエレメントを取り除いたり、キーの境界がはっき
りしすぎている場合にフォアグラウンドをわずかに外に広げたりできます。髪の毛などのディテールの調
整に特に役立ちます。バックグラウンドのアーチファクトが見えなくなり、クリーンなキーエッジが得られ
るまでこのスライダーを動かすという方法を推奨します。
キーまたはクロマ調整コントロールを使用すると、フォアグラウンドのエレメントをバックグラウンドか
らクリーンに分 離 で きま す。
カラースピル/フレア抑制を使用したクロマ修正
フォアグ ラウンドのエレメントにグリーンバックの 色 が反 射したり、フォアグ ラウンド(フィル イメージ )
の 色により問 題 が 生じることが あります。これ はカラースピル やフレアと呼 ば れます。「クロマ修 正 」設
定では、カラースピルやフレアにより影響を受けたフォアグラウンドのエリアを修正できます。キーのこ
のような領域は「クロマ修正」設定で修正できます。
スピル
「スピル」スライダーを調整し、フォアグラウンドのエレメントのエッジから色かぶりを取り除きます。
例えば、グリーンバックの色が反射したエリアなどです。
フレア 抑 制
フレア抑 制は 、フォアグラウンドのすべてのエレメントから緑の 色かぶりを均 一に取り除きます。
フォアグラウンドとバックグラウンドのマッチング
グリーンバックからフォアグラウンドを適切に切り抜き、スピルおよびフレア 抑 制を調 整したら、
「カラー調 整 」コントロールでフォアグラウンドとバックグラウンドをマッチさせます。
フォアグラウンドイメージの明るさ、コントラスト、彩 度、カラーバランスを調 整してバックグラウンドと
なじませることで、エフェクトの仕上がりが自然になります。
298
ATEMスイッチャーのキーイング
Loading ...
Loading ...
Loading ...