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![](https://files.manualsfile.com/41036917-pv1db/bgb0.png)
日本語
5.3 オーディオ・セットアップ
オーディオ・セットアップ手順に従うと、PV1Dおよび関連
するシステムでのオーディオ再生がうまく設定できます。
PV1DのSetup(セットアップ)メニューからAudioを選
択すると上記左のメニューが表示されます。3つのメニュ
ー項目の機能は以下の通りです。
Inputs(入力)
これを選択すると次のメニューレベルにアクセスします。
ここではLine(ライン)およびSpeaker(スピーカー)レベ
ルの入力選択を設定します。設備に1種類のタイプの入
力だけを接続する場合は、2つの入力を設定する必要は
ありません。
Speaker Input(スピーカー入力)
Speaker(スピーカー)入力で必要な作業はサブ
ウーハーの感度をメインスピーカーに合わせるだ
けです。メインスピーカーの感度を仕様書で確認し
(2.83Vの入力で軸上1mのdBで表示)、この数値
をSet Sensitivity(感度設定)画面に入力します。
初期設定は85dBです。
Line Input(ライン入力)
Sensitivity(感度)とGain(ゲイン)の調整が別にな
っているため、PV1Dの信号対ノイズ性能を最適化す
ることができます。
感度の設定
以下の表に示す通り、最初にアナログ入力感度を設
定し、ソース電子機器の規定の出力レベルを反映さ
せます。
ソース出力レベル PV1D感度
0.5V(以下) +6dB
1.0V 0dB
2.0V(以上) -6dB
大音量のパッセージでフロントパネルのLEDが赤く
点滅した場合、これは入力が過負荷であることを示
しています。この場合、1つ下の低い感度を選択し、ゲ
インを6dB上げて補正します。たいていのソース機器
の出力レベルは1Vなのでデフォルト値は0dBにな
っています。
Gain(ゲイン)の設定
PV1Dのゲインを設定することで、サブウーハーの出
力レベルとシステムの他のスピーカーとのバランスを
取ります。オーディオビジュアル・プロセッサのLFE出
力に接続したホームシアター・システムでPV1Dを使
用する場合、プロセッサのスピーカーレベルセットア
ップ手順が完了すると、PV1Dと他のスピーカーとの
バランスが調整されます。この場合、PV1Dゲインは
0dBに設定してください。デフォルトは0dBです。
従来のステレオ・スピーカーの低周波パフォーマンス
を向上させるためにPV1Dを用いる場合、Gain
(ゲイン)・パラメータは耳で聞いて設定します。この使
用法では、ローパスフィルターを設定し、PV1Dとメ
インスピーカーとの共鳴の重なりを防止しなければ
なりません。これは正しいゲインレベルを評価する前
に行ってください。後述するSpeakerセクションを
参照ください。
デフォルトのゲインは0dBです。これを始点としてく
ださい。PV1Dが作動したら、様々な音楽プログラム
素材を注意深く聴き、必要に応じて設定を調整して
ください。様々な音楽を聴くのは、ある曲でゲイン設
定が正しいと感じても、別の曲では大きすぎたり小
さすぎたりすることがあるためです。音楽的なバラン
スの感じ方はボリュームレベルによって異なるため、
現実に則したボリュームレベルで聴いてください。こ
れは、大多数の素材に適したゲイン設定を見つける
ためです。
注:ボリュームトリム機能を用いていつでもPV1D
のボリュームを一時的に調整することができること
を覚えておいてください。
注:サブウーハー/メインスピーカーの適切なバラ
ンスを見つけにくい時は、ローパスフィルターの位
相を調整するとうまくいくことがあります。
Polarity(極性)の選択
たいていの場合、ライン入力の極性はNormal(通
常)に設定しますが、メインスピーカーに給電するパ
ワーアンプが信号を反転させる場合はInverted(反
転)を選択してください。デフォルトはNormalです。
Configure Inputs
Line
Speaker
85dB
Set Sensitivity
85dB
Line Input
Sensitivity
-6dB
Gain 0dB
Polarity
Normal
Line Polarity
Normal
Inverted
Line Gain
0dB
Line Sensitivity
+6dB
0dB
-6dB
Audio
Inputs
Speaker
List
Presets
176
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