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![](https://files.manualsfile.com/32645347-swatemscn2-1me1-hd/bgf0.png)
Fairlight
コントロール・ワークフローガイド
このセクションでは、
Fairlight
コントロールを使用してオーディオミックスを洗練、向上させるための基
本的なワークフローについて説明します。
1
一般的に、ミックスを最 適化する最初のステップは、すべての入力をノーマライズして、クリッピングを
発生させずに音量を最大限にすることです。各入力の入力ゲインレベルを調整して、チャンネルストリ
ップのレベルインジケーター上で信号のピークが0dBをわずかに下回るように調整します。
2
モノ入 力をステレオ出力用に
2
つのチャンネルに分割したい場合、スイッチャーの一般設定からオー
ディオタブへ行きます。ステレオに変 更したいモノ入力のチェックボックスを有効にして 「完了」を
クリックします。
作業のこつ モノ入 力を
2つのチャンネルに分割する場合は、ステップ 1(入 力のノーマライ
ズ)の前に行うことを推奨します。そうすることで、分割後の両方のチャンネルをノーマラ
イズ で きます。
3
入力レベルコントロールの下にある
EQ
インジケーターをクリックして、各入力でイコライザーを変更
します。必 要に 応じてウィンドウを移 動させ たり閉じたりで きます。
4
EQ
を設 定したら、対応するダイナミクスインジケーターをクリックして、各入力のダイナミクスコン
トロール を開きます。必要に応じてダイナミクスを 変 更し、入 力オー ディオを大まか に調 整します。
5
各入力で
EQ
とダイナミクスを設 定したら、マスター出力の
EQ
コントロール を開いて最 終 的なオーディ
オミックスのスイートニン グ を 行 いま す。
6
マスター出力のダイナミクスコントロールを開き、必要に応じて変更を施して最終出力を調整します。
すべての
Fairlight
コントロールを設定したら、オーディオミキサーのフェーダーを使ってライブミックス
を最適なレベルに設定し、プロダクション中に必要に応じて調整します。各設定は、戻って再調整でき
ますが、上述のステップの流れに従った方が、各ステップでより良い結果を得られます。例えば、スイッ
チャーの処 理チェーンではイコライゼーションの後にダイナミクスを適用するので、ダイナミクスを変更
する前にEQコントロールを設定することが重要です。
最も重要なのは、サウンドがエキサイティングかつ自然に聞こえるよう、エフェクトを慎重に適用するこ
とで す。
240
ATEM Software Control
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