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![](https://files.manualsfile.com/18437969-sm57-lc/bg9.png)
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使用時の原則
• マイクロホンは意図する音源(話者、シンガー、楽器など)に向け、不要な音源から遠ざ
けるようにしてください。
• マイクロホンを音源のできるだけ近くに配置してください。
• 低音域をさらに効かす場合は、マイクロホンを音源に近づけて使用してください。
1つの音源に1本のマイクロホンを使用して下さい。
• 使用するマイクロホンの数は必要最低限にしてください。
• 複数のマイクロホンを使う場合、他のマイクロホンとの距離が目的とする音源との距
離よりも3倍以上になるようにしてください。
• マイクロホンは音の反射壁となるものから、離して設置してください。
• マイクロホンを屋外で使用する際はウィンドスクリーンを装着してください。
• 機械的なノイズや振動の収音を最小限に抑えるため、極端に動かしながらの使用は
控えてください。
• マイクロホンの性能に悪影響を及ぼすので、マイクロホングリルは、たとえ部分的であ
っても手で覆わないようにしてください。
用途 マイクロホンの推奨配置 音質
タムタム 各タムまたは一組のタムの間にマイク1個を、ドラムヘッドか
ら2,5~7,5 cm上に配置します。 ドラムのトップヘッドに各マ
イクロホンを向けます。 ダブルヘッドタムには、ボトムヘッド
を取り除いて、トップヘッドに向けてタムの中にマイクを入
れても配置できます。
ミディアムなアタック音。豊かでバランスのとれた音質。
スネアドラム ドラムのトップヘッドのリムから2,5~7,5 cm上に配置しま
す。 マイクをドラムヘッドに向けます。 必要であれば、2本目
のマイクをボトムヘッドのリムのすぐ下に配置します。
大半はドラムスティックで「スナップ」します。 「スネア」の
効いた音質
ギターおよびベースアンプ スピーカーから2,5 cm離し、スピーカーコーンの中心軸上に
配置します。
シャープなアタック音。強調された低音域。
スピーカーから2,5 cm離し、スピーカーコーンの端に配置し
ます。
シャープなアタック音。より高帯域の音質。
スピーカーから15~30 cm離し、スピーカーコーンの中心軸
上に配置します。
ミディアムなアタック音。豊かでバランスのとれた音質。
スピーカー背面から60~90 cm離し、スピーカーコーンの中
心軸上に配置します。
ソフトなアタック音。抑えた低音。
ボーカル 唇をマイクロホンの中心軸上、15 cm以内に近づけるか、ウ
インドスクリーンに触れます。
低音域が強調された力強い音質で、その他の音源を最大
限に分離します。
不要な音源を拾わないようにするために
モニターやラウドスピーカーなどの不要な音源がマイクロホンの真後ろにくるようにしてマ
イクロホンを設置してください。フィードバックを抑えて不要な音源を最大限に抑制するた
め、パフォーマンスの前にマイクロホン配置テストを必ず実行してください。
モニター
P.A.ラウドスピーカー
近接効果
単一指向性マイクロホン(例えばSM57 )は、音源に約6 mmまで近づくと、100 Hz以下で6~10 dBほど低音域が次第に上昇します。近接効果といわ
れるこの現象は、よりパワフルで心地よい音を生み出すために使用できます。クローズアップでの使用中に低周波の破裂音を防止するため、SM57
低周波レスポンスは段階的にロールオフします。これにより、近接効果を上手くコントロールして活用することができます。
カーディオイド・マイクロホン用ラウドスピーカーの推奨配置
一般的な使用用途と設置方法については下記の表をご参照ください。ただし、マイクロホンの設置方法は何通りもあり、
人それぞれの好みや感じ方によって異なるため、いわゆる「正解」というものはありません。
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